[邦楽ニ.〇]音源作品 “環境邦楽” よりシングル第二段 「春告鳥 Harutsugedori」配信リリース

2023/02/04

2020年に配信リリースされた作品「花鳥風月」以来の新作アルバムを発表します。
アルバムタイトル「環境邦楽」より、シングルリリース第二段です。ここから順次シングルのリリースが続く予定です。

春告鳥
邦楽研究の過程で、「間合いの豊かな演奏の特徴が生まれたのは、日本風土に日々沢山聴こえている豊かな自然音との共存、調和がその理由なのではないか?」と考えるようになりました。
それを確かめるべく、熊野古道の行き交う龍神村にて、バイノーラル録音にて自然音もサウンドのメンバーに迎えるかたちで録音を敢行しました。

本曲は、ウグイスや水、木々、風の音に調和するように即興で間合いを感じながら演奏しました。

自然物もこちらの音を聴いているのかのような不思議な感覚を覚えました。
自然音に包まれるセッションをお楽しみください。

「春告鳥 Harutsugedori (Binaural Recording ver.)」

配信リンク (2023/2/4配信開始)
https://big-up.style/p9YpbufPNY

録音メンバー:
小山豊 (津軽三味線)
小濱明人 (尺八)
柿木原こう (箏)
渥美幸裕 (ギター・作曲)

ANIMA (Binaural Live Recording、Mastering)
藤山誠 (ジャケットデザイン、MV)

(リリースノート)
本作品は、日本の伝統邦楽の持つ魅力を西洋楽器であるギターを通して、世界に発信する取り組みを続けてきた渥美幸裕と、箏・尺八・三味線という日本の伝統邦楽の音楽家たちが、世界遺産熊野にある築160年の伝統家屋に滞在し、早朝の日本庭園で野鳥や雨音などの自然音と共に作り上げたバイノーラル・ライブレコーディング作品です。
自然との偶発的な調和と、即興的な演奏によって生まれた、その時空全てが渾然一体となった世界感、日本の音風景をお楽しみください。

© NIPPON NOTE RECORDS & LURU MUSIC

#release info

Hogaku2.0